もう一生分のヘナは混ぜました。
Attractの塚原です。
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前職ではヘナのお客様が多かったですが
Attractに来てからはほぼやってませんねぇ。
ヘナもたくさん種類があって、、
大まかに分ければ、
ナチュラル（天然ヘナそのまま）と
色素（ジアミン）を混ぜてるヘナの
2種類があります。
大体こんな感じの粉末になってます。
なのでナチュラル100%であれば
白髪はオレンジ色に、黒髪はそのまま。
という仕上がり。
（インディゴとかもあるけど今回は省略）
色素（ジアミン）が入っていれば
白髪はその指定の色、つまりは茶色とか黒。
黒髪はそのまま。
お湯で溶いたらこんな感じになる。
なんていう仕様なので
基本的には白髪染めの選択肢の一つ。
黒髪は明るくならないもの、
と思ってもらって問題ないかと。
デザイン的な面でいうと、
一口にオレンジと言っても
髪質や肌の色の遺伝によって
赤っぽかったり、黄色に近いオレンジだったりと
お客様によって個人差も大きいですね。
写真が無かったのでGoogleの検索画面から拝借。
もし、ダメージを気にしていたり
カラー剤はかぶれるから、
なんていう理由でヘナを選ぶのであれば
僕個人の考えでは第一優先ではないかな。
ヘアマニキュアもあるし、
ルポリサージュとかアレルギーの心配がなくて
なおかつ、ある程度の色も選べる時代だし。
（ヘナも選択肢として、なしではないよ）
というのも、ヘナはヘナトリートメント、
なんて呼び方もされるくらい、
髪の感触に影響を及ぼします。
どんな影響かっていったら、
ヘナに含まれる「タンニン」に
よって髪をハリのあるしっかりした
質感に変えます。
これがまた難しいところで、
細め柔らかめの髪や縮毛矯正で
クタっとした髪には
「ハリコシが出る」ともいえるし、
太い硬い髪には「ゴワゴワになる」
ともいえるので万人ウケはしないし
言葉で言っても伝わらないところもあるのよね。
やっぱり手触りとかは感触、感覚、
そしてその人の好みもあるから。
僕としてはヘナのオレンジが
デザインとしていい感じにハマるのは、
【年齢を重ねたお客様で
髪が細め柔らかくなった髪の
ボブ〜ショートくらいかなぁ？】
なんて感覚なのでロングの方には
ヘナはオススメしてません。
前述のとおり、ハリコシが出るのと同時に
特有のひっかかりも出るし、（本来は悪者じゃないひっかかりなんだが今回は省略）
トリートメントとしてやるにしても
髪質改善トリートメントの方が
効果、時間、コスパともに優秀だと思ってるので。
当然、ヘアカラーとしてもヘナより
一般カラーの方が安定感と色の幅があります。
なので僕としてはヘナをオススメするのは
- ヘナのオレンジが好みである、むしろヘナやりたい！
- 身体の周りはオーガニックでありたい
- 長さはショートからボブくらいである
- 髪は細めから普通毛程度
- カラーによるかぶれ、アレルギーなどがある
というごくごく狭いストライクゾーンのお客様。
あ、ちなみに僕はアシスタント時代に
ヘナを混ぜすぎてヘナアレルギーですw
塗ったり、シャンプーする分には
大丈夫だけど自身の頭には塗れないし
うっかりヘナついたまんまになると
ボツボツができるのよね笑
天然100%だから安心ってこともないからね。。
まぁ僕のケースは稀だけど。
ということでいかがでしょうか？
ヘナを推奨してる美容師さんも
多数いらっしゃいますし、
ヘナの良さも毎日ヘナを塗ってた僕からすれば
「うん、良さはわかる。わかるんだけどね…」
という感じは伝わってるでしょうかw
基本的には美容師が携わるのであれば
カラーにしろトリートメントにしろ
時代とともに進化していますが
天然の物は揺るぎなくそのまま。
それが良いところでもありますが
僕の考えとしては数ある選択肢の一つであって
かなーり限定的な場面のみでしか
オススメはしません。
てな感じで場末の美容師の意見でも参考に。
ではまた。
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